2014-01-01から1年間の記事一覧

ROLAND KIRK 『LIVE IN '63 & '67』 2008/11/2

本作は63年の欧州ツアーからベルギー、オランダでのライブをそれぞれ5曲と4曲、67年ノルウェーでのライブから5曲、計14曲から構成されているのですが、とにもかくにも観ていただきたいのが前半63年の2公演。近年では自身のビッグバンドでも大人気を集めてい…

JERRY BERGONZI 『TENOR TALK』 2008/11/2

http://diskunion.net/jazz/ct/detail/SCD2093一聴とらえどころのない音色ゆえか、派手なアレンジなどに頼らない作風ゆえか、一にも二にもアドリブ・ソロを聴かせるプレイ・スタイルゆえか、日本での知名度はなかなか上がってこないものの、アメリカではうる…

DONNY McCASLIN 『RECOMMENDED TOOLS』 2008/10/24

http://diskunion.net/jazz/ct/detail/JZ081010-07

DAVID CHOWN 『ON JAZZ STREET』 2008/10/14

そのものど真ん中なアルバム・タイトルからもわかるように、なんのてらいも小細工もないオーソドックスな4ビート、スタンダードやブルースを中心にしたピアノ・トリオ作品。ただしかし小細工をしないことと手を尽くすこととはまったく矛盾することではありま…

BENNY WEINBECK 『MAKE A WISH...』 2008/10/14

大きな評判となったGordon Johnson(b)のピアノ・トリオ・シリーズ「V1」および「V3」(いずれもベースの弦のジャケットでお馴染みですね)に参加していることから、耳ざとい方ならば既に注目されているかもしれません。ピアニスト/コンポーザーBenny Wein…

JOHN BUTCHER 『GEOMETRY OF SENTIMENT』 2008/11/20

http://diskunion.net/jazz/ct/detail/JZ080129-10EMANEM / CD

THELONIOUS MONK 『MISTERIOSO』 2008/11/20

OJC:1862062 / CD 私にとって「ジャズ」の象徴となっている1枚。濃厚なブルースの香り、そして、より洗練度を高め、そのブルースから離れようとする意欲、小洒落たハーモニーとリズム、さらにそこからもう1つ2つ段階を進め(あるいは戻り)、「変」な域にま…

菊地成孔率とペペ・トルメント・アスカラール 『記憶喪失学』 2008/11/20

EAST WORKS:EWCD0153 / CD 菊地成孔率いるペペ・トルメント・アスカラール2nd! 今作からバンドは「第2期」ということで約半数の入れ替えが行われ、鬼怒無月のサルガヴォで活躍する林正樹(p)と鳥越啓介(b)などまたしても凄腕の奏者たちが新加入。類稀な…

2008 BEST PLUS ONE

BEST 菊地成孔ダブ・セクステット / ダブ・オービッツ 菊地成孔(ts,CD-J,key,bongos,whistle), 類家心平(tp),坪口昌恭(p,KAOSS PAD,"M"operation),鈴木正人(b),本田珠也(ds), パードン木村(digital effect,KAOSS PAD,synth)PLUS ONE JERRY BERGONZI / TNENNO…

NARUYOSHI KIKUCHI DUB SEXTET 『DUB ORBITS』 2008/11/2

http://diskunion.net/jazz/ct/detail/EWCD0154パーカー、マイルスの時代から受け継がれる王道的クインテット編成の超高水準アコースティック・ジャズと、ライブ・ダブ処理や自作シンセ、カオス・パッド、CD-Jなど、様々な電子音とを融合させ、実験性/前衛性…

LONNIE PLAXICO 『 LIVE AT THE ZINC BAR NYC』 2008/4/29

個人的には2002年斑尾ジャズ・フェスでの素晴らしい演奏が印象に残っているロニー・プラキシコ・グループ。当時の来日メンバーとは2人が違うものの、同じ2002年ニューヨークでのライブ音源がこちら。クラブ・ジャズの流れを汲んだそのスタイルは若干好き嫌い…

PAUL BLEY 『IN A ROW』 2008/4/9

近年も精力的に新作を発表し、独自の世界観に深みを増す巨匠、ポール・ブレイ(P)、入手困難となっていた90年録音作品がセカンド・エディションとして待望の復刻です。トランペットのフランツ・コグルマン、2007年の「コッホ・シュッツ・シュトゥーダー」六…

東京ザヴィヌルバッハ 『SWEET METALLIC』 2008/4/6

http://diskunion.net/jazz/ct/detail/EWBE0024

ROYCE CAMPBELL 『ROSES & WINE』 2008/4/1

http://diskunion.net/jazz/ct/detail/JZ080307-12

FREDERIC COUDERC 『KIRKOPHONIE』 2008/4/1

http://diskunion.net/jazz/ct/detail/JZ080317-04PARIS JAZZ BIG BANDの一員としても注目を集めるフランスのマルチ・リード奏者FREDERIC COUDERCによる意欲作。ライブ音源とスタジオ録音から構成されており、特に鬼才ラサーン・ローランド・カーク(reeds)…

CHRISTOF MAY 『MAYGUS』 2008/3/22

Susanne Abbuehl(vo)のECM作品やTrygve Seim(sax)グループのライブなどで活躍する、バス・クラリネットを中心としたマルチ・リード奏者Christof Mayによるソロ・デビュー作。いわゆる「ジャズ」の文脈に囚われない素晴らしい作品でした。電子楽器による…

SIMON SPILETT 『SIENNA RED』 2008/3/22

前作『INTRODUCING...』での鮮烈な デビューで一気にその名を浸透させたように思える英国のテナーマン、SIMON SPILLETT。その勢いは増すばかりで、今作にも既に色々なところから絶賛コメントが寄せられています。おいしいフレーズを猛烈な勢いで吹きまくる衒…

MIKE RUBY 『PLAY TIME』 2008/3/7

これはちょっと凄いんじゃないでしょうか。カナダ出身で1987年生まれ(!)のテナー・サックス奏者、Mike Rubyのデビュー作です。トロント大学にてジャズ学位を2年で取得。その後マンハッタン音楽学校に奨学生として入学し、堂々の学長賞受賞で卒業。在学中…

MIYA 『MUSIC FOR SEVEN DAYS』 2008/2/29

水谷浩章(b)の「Phonolite」などで活躍し、山下洋輔(p)ら錚々たる先輩ミュージシャン達から絶賛を集めるフルート奏者MIYA、待望のセカンド・アルバムです。前作に続きプロデューサーを務める水谷氏に加え、外山明(ds)、今堀恒雄(gt)というティポグラ…

HANS GLAWISCHNIG 『PANORAMA』 2008/2/22

素晴らしい作品がリリースされました! ルイス・パードモ(p)やウェイン・エスコフェリー(ts)の作品などで活躍するベーシスト、Hans Glawischingのリーダー作で、まず目に付くのは参加メンバーの豪華さ。曲ごとに編成を替え、3人のドラマー、2人のピアニ…

THEO JORGENSMANN & OLES BROTHERS 『ALCHEMIA』 2008/2/22

同じHATOLOGYからの諸作も大評判だった、バセット・クラリネット(一般的なクラリネットよりも低音域を広くカバーするクラリネット)の名手、テオ・ヨルゲンスマンのピアノレス・トリオによるポーランドでのライブ作品です。1曲目からいきなり全員が超ハイ・…

VANDERMARK 5 『BEAT READER』 2008/2/17

ハードバップ調の曲の中をフリーがかったプレイで暴れまくる、といった構成が多い、ケン・ヴァンダーマークの多岐にわたる活動の中でも幅広い層にアピールするバンド、「VANDERMARK 5」待望の新譜が到着。前作同様JEB BISHOP(tb)に替わってRED LONBERG-HOL…

太田朱美 『RISK FACTOR』 2008/2/1

水谷浩章(b)のphonoliteなどで活躍するジャズ・フルート奏者、太田朱美のカルテット「Risk Factor」+「phonolite」によるデビュー・アルバム。自ら「ばっらばら」の演奏スタイルの4人だと評していますが、だからなのでしょうか、どんな局面でも常に不思議…

BOZO 『RED CONTEXT』 2008/1/18

ONJQ、ONJO、DCPRG、渋谷毅オーケストラなど様々なプロジェクトで大活躍してきた津上研太(as,ss)のリーダー・バンド、BOZO(ボーゾ)。そのライヴ・パフォーマンスは壮絶かつ唯一無二。これほどまでにスタイリッシュかつ熱い音楽を他に知らない。4者が4様…

AARON PARKS 『FIRST ROMANCE』 2008/1/12

ケニー・バロン等に師事し16歳で初リーダー作を録音した1983年生まれのピアニストによる、2000年録音の第2作、待望の入荷です。MOONKS本で紹介され中古市場でも高値が付いていたとのことですが、その理由に年齢などは一切関係ありません。ふんわりと軽やかで…

EDU TANCREDI & BANDON33 『VENIMOS TUMBANCO』 2008/1/11

http://diskunion.net/jazz/ct/detail/JZ080104-11

NARUYOSHI KIKUCHI DUB SEXTET 『THE REVOLUTION WILL NOT BE COMPUTERIZED』 2007/12/24

http://diskunion.net/jazz/ct/detail/JZ071207-00

LEE KONITZ / JOHN PAL INDERBERG 『 LIVE IN OSLO』 2007/2/14

昨年発表のバリトン・サックス・トリオ『SUBTRIO』でも実に味わい深い名演を聴かせてくれたノルウェーのベテラン奏者John Pal Inderberg(bs)とLee Konitz(as)の2管カルテットによる2005年オスロ・ジャズ・フェスティバルでのライブ盤。「Body and Soul」…

URS LEIMGRUBER 『13 PIECES FOR SAXOPHONE』 2007/11/09

http://diskunion.net/jazz/ct/detail/JZ071106-03

STEPHANE KERECKI 『FOCUS DANSE』 2007/11/1

http://diskunion.net/jazz/ct/detail/JZ071002-07